20世紀を凌駕したパワーマーケティングの時代、大メーカーは、売り場支配と情報支配の「常勝のパターン」を手にしました。
一定の商品力と圧倒的な営業力で、全国の売り場に自社商品を配荷して”待ち伏せ”の状態を作った上で、大量の広告を投下すると、商品は面白いようにハケてゆきました。
世紀をまたぎ、小売業が台頭しネットが浸透すると、この構造はあっけなく崩壊しました。
売場が取れない、広告が効かない、価格が守れない、新商品が育たない。メーカー受難の時代の到来です。
旧来からのマーケティングコミュニケーションは、AIDMAの理論を背景に、「買ってもらうために」「知らせる」テクニックを磨いて来ました。
つまり、Action(=購買)をゴールに据えた考え方ですから、ここでは「Before Action Marketing」と呼びます。
私達が大切と考えるアフターアクションマーケティング「After Action Marketing」では、このAction(=購買)の後の、今買ってくれた“その人”とのコミュニケーションを考えます。
買わせるためにではなく、真のファンになってもらうためにです。
私たちが考える、これからのマーケティングの着眼点と、その実践の方法ヒントなどを、分りやすくまとめた書籍が13年10月23日に刊行されます。
クロスメディア・パブリッシング 1,480円(税込み1,554円)
プロローグ
マーケ天狗の勘違い
第1章
マーケティングのゴールはどこか
間違った方程式を学んだ先輩たち
広告の時代を支えたAIDMA信仰
消えたマス広告費はどこへ行った?
第2章
広告が効かなくなった3つの訳
売り場支配の崩壊
ネットの浸透
差別化の臨界点
広告ノスタルジー
第3章
あれっ? 見たことないから買ってみよう!
買い物行動の変化
買い物の現場
NB/PBのしのぎ合い
メーカーはどこへ行く
第4章
「買い場起点」のマーケティング発想
マーケティングの真のゴール
千載一遇の出会い
アフターアクションマーケティングの考え方..
第5章
企業は人柄を見られている
ブランドの人柄
市場と向き合う姿勢
社会と向き合う姿勢
社会からの評価
第6章
アフターアクションマーケティングの実践
パッケージの媒体化
対話の方法と姿勢
オウンドストラクチャー
第7章
道具の進化と普遍性
進化したものと変わらないこと
新たな場の誕生
コミュニティ時代の情報伝達
エピローグ